喫茶店

地域にある喫茶店が好きである。チェーン店はどこに行っても同じメニューがあり、雰囲気も似ていて、安心感はあるけど、面白いと思うことは少ない。それに比べて地域で営業されている喫茶店は店主の想いがつまったお店になっている。

昨日の日曜日、ある地域の喫茶店に１３時頃に入った。満席だった。お待ちになりますか？と聞かれたので、待ちます、と返事。こちらのカウンターでお待ちください、とのこと。チェーン店では、お店の入り口で待つか、レジに並ぶくらいだろう。まさか、カウンターで待たせてもらえるとは。

カウンターでメニューを見て、その席で過ごしてもよかったのだが、テーブル席が空いて、こちらへどうぞ、と。満席で忙しいのは分かる。その中でも、若い学生さんが必至に動いて、先輩スタッフの指示、お客さんからの声、に反応している。私は、焦らずにがんばれー、と心の中で応援していたよ。たぶん親戚のお子さんなのか、地元のお子さんなのか、この喫茶店で働いているのであれば、そうだろうなぁと予想する。

チェーン店と比べて、飲み物も食事も料金はやや高めだろう。だが、この支払ったお金は、この店の売上となり、この若い学生さんの給料になる、と思うと、定期的に訪れようと思う。いいなぁ、地域の喫茶店。